ボンネビルT120を手放しました
お久しぶりです。
この度ボンネビルT120を手放す運びとなりました。
この2年弱で色々な事情が重なったため、泣く泣くの売却となりました。
その辺の経緯については機会があれば記事にしようと思います。
ブログ執筆を終えるわけではないのですが一旦一区切りといたします。
これまでの間、ご覧いただきありがとうございました。
なお、せっかくなので過去の記事は公開したままとします。
(どうやら更新していない期間もちょくちょくアクセスがあったみたいで
Google検索で見てくれる方が多いようです。何かの参考になっていれば幸甚です。)
バックステップ
もう半年ほど前になりますが、私のT120にバックステップを取り付けました。
選定にあたっては、TwitterつながりのT120オーナー様とも情報交換しつつ、ベビーフェイス製に決定。
こちらの品です↓↓↓
'('16-) TRIUMPH BONNEVIILE STREET TWIN ('16-)
バックステップ導入の経緯としては以下の通り
・峠道のカーブでバンクセンサーを擦ることが多いこと
・走りに変化をもたらしたかったこと
・見た目のドレスアップを期待して
では取り付けビフォーアフターをご覧ください。※私の身長は175cmです。
ビフォー:純正ステップ
↓↓↓
アフター:バックステップ
…車体のみの比較写真がなくて若干分かりづらいですね 汗
踵の部分を見ていただければわかるかと思いますが、かなり後ろに下がっています。跨った瞬間、ポジションが明らかに変わったことを実感しました。
商品ページによると、115mmバック・40mmアップとのことなのでなかなかの変化です。
また、膝の屈曲もキツくなり、膝裏部分が窮屈に感じました。
ここからは良かった点、イマイチな点それぞれについてレビューしていきます。
良かった点
・バンクさせても擦ることが減りました。走り慣れた道で普段と同じように走ってみたところ、純正ステップでは5回くらい擦ってたのが全く擦らなくなりました。
【追記】 一度だけ左側を擦った後に確認したところセンタースタンドが削れてました。前情報通り、センタースタンドがバンクセンサー代わり(?)になるようなので過度なバンクをしないよう気をつけたいと思います。
・個人的には、純正ステップよりもニーグリップが多少やりやすくなった感覚があります。
・見た目が良くなりました。 好みの問題もありますが、切削加工特有の質感の良さは値段相応の価値があると感じます。
イマイチな点
・ギアチェンジのフィーリングがダウンした印象です。特に1↔N↔2へのギアチェンジがギクシャクするようになりました。
・繰り返しになりますが、膝が窮屈に感じるようになりました。バイクに乗る時は必ずバイク専用のボトムスを履くようにしているのですが、いずれも分厚めにできていることも相まって窮屈に感じます。
・サイドスタンドをかける際、ステップがスタンドの突起部分と重なる位置にあるため、かけるのに若干戸惑うようになりました。
総合的評価
イマイチな点が目立つ結果となりましたが、総合的には満足しています。
確かにギアチェンジのギクシャクは気になりますが、このあたりは取り付けてもらったメカニックさんとも相談していきたいと思います。
膝の屈曲については日帰りで500kmほど走った日も膝の部分が痛くて辛いってほどではなかったので慣れの問題だと思いますし、サイドスタンドもさほど不便を感じるレベルではないです。
あと、導入の経緯で期待していた「走りが良くなったかどうか」については、私には正直よく分かりませんでした汗。少なくとも私はサーキットを走ることもないし、そもそもボンネビルのような車種に期待する要素ではないのかもしれません。
結論
今回のカスタムを通して、純正ステップが如何にバランスのとれた自然なライディングポジションであったかを実感しました。
なので万人にオススメかと言われたら正直微妙なところですが、少なくともバンクセンサーの擦れでお悩みの方にとっては、誤差範囲とかではなく明らかな変化が得られるはずなのでオススメしたいです。
最後に
最近は外出自粛ムードもあり、バイク熱も落ち着いてきて乗る頻度も減ってきたのですが、今後も工夫しつつできる範囲でバイクライフを満喫していきたいと思います。
マットブラックからマットオレンジへ
お久しぶりです。
もう半年以上前になるのですが、この度T120のガソリンタンクとフロントカウルのカラーチェンジを行ったので今回はその経緯を含めてお伝えしていきます。
まずは変更前
今までのマットブラックカラー
そしてこちらが変更後
ガソリンタンクとフロントカウルを艶消しのオレンジに変更しました。
また茶色系の革製品(タンクベルト、サイドバッグ)を全て取っ払い、シートもT100ブラック純正品のものに変更しました。
カラーチェンジすることになった経緯はこんな感じです。
続きを読む冬のバイクウエアについて
今回は厳寒期(12月〜3月)に着用しているウェアについての記事です。
この時期はいつも↓のような格好で乗っています。
ちなみに革ジャンと違って代えがないのでほぼワンパターンです。
以下に、製品ごとのレビューを箇条書きで書いてみましたのでご覧ください。
まずはトップスから。肌着、電熱インナー、アウターの順です。
※箇条書きの頭にある「◯」は良い点で、「△」は微妙な点です。
1-1. おたふく手袋 ボディータフネス 保温 コンプレッション パワーストレッチ 長袖 ハイネックシャツ JW-170
まずは上半身の肌着です。肌着にも色々あって10,000円クラスの高級品にしようか迷ったのですが、複数枚欲しいのと、他の装備に資金を充てたのとで、安価なこちらを選定しました。↓以下感想です。
〇 コンプレッションインナーなので、肌にぴったりフィットして着膨れせずに済む
〇 保温性はそれなりに高い
〇 品質の割に安価、複数枚購入したので予備を持参して汗ばんだら着替えるという使い方も可能
△ コンプレッションインナー故に、長時間着ていると圧迫感が気になり少し疲れる
△ さすがに汗ばむと少しひんやりする
△ そして汗ばんだ状態で脱ぎ着するのが少し面倒
…といった感じで、割と気に入っています。価格に対してかなり良い製品だと思います。
いずれは高級品にも手を出してみたいところですが、これで割と満足してるので当面はこのままかも。
1-2. Heatech(ヒーテック) 12V_ヒートインナージャケット7.0AMP
次に電熱インナージャケットについてです。
おおよそ2年前、まだ前のバイク(W800)に乗っていたときに、冬季も快適に走りたい気持ちから電熱ウェアを導入することに。そしてバイク用品店で色々試着を繰り返した結果、即座に温まることと薄手であることからヒーテックを選定。↓以下感想です。
〇 電源を入れると上半身が全体的に暖かくなる
(胸や背中だけでなく、腕からもしっかり熱が伝わってくるのでとても有難い)
◯ 電源オンから発熱をすぐ実感できる
(先述のインナーが薄手であることも相まって熱を存分に身体に取り込めるのが良い)
〇 弱設定で十分暖かいため、中設定以上はよほど寒いときだけ
(冬でも昼間は暖かいを通り越して熱いことも)
〇 2年前に購入したが、未だに故障等のトラブル無し
(ネットで調べると故障の報告が多い+故障時の対応が良くないらしい)
〇 温度の調節はボタンの他に、付属の無線式リモコンで調節できるので便利
(信号待ちでささっと切り替えることで快適温度に調節できる)
〇 雨天でも意外と壊れない
(不運にも、革ジャンの中にヒーテックを着た状態で大雨のなか約1時間走ることがあったが故障せず。※単に運が良かった可能性も)
△ 脱ぐときに静電気が痛い
(静電気除去スプレーを吹き付けることで緩和できた)
△ 強設定は暖かいというより局所的に熱くなるので使いづらい
(低温やけどしそうなため、ほとんど使用経験無し)
…といった感じでとにかく電熱の暖かさが有り難くて、とても満足しています。これのおかげで冬もツーリングに出かけるモチベーションが保たれているといっても過言ではありません。
ただ、先の内容と矛盾しているように聞こえますが、1度でも身体が震えるくらいに冷え切ってしまうと、残念ながら強設定にしようと暖まることは無いです(体験談)。「保温性」は高くても「加温性」は乏しい、と表現すれば良いでしょうか。こうなってしまったら即座に帰宅するか、温泉施設等に直行するのが良さそうです(当たり前の話ですが)。
1-3. パワーエイジ トレンチライダースジャケット ブラウン
トップス編最後はアウターです。
このアウターを買う前まではクシタニの革ジャン(詳細は過去記事)をヒーテックの上に着ていたのですが、バイクを降りた瞬間に冷えてしまうのが辛くなり今シーズンになって思い切って購入。↓以下感想です。
〇 脱着可能な起毛インナーと二重構造になっているため、肌触りが良く非常に暖かい (詳細は製品Webサイト参照)
〇 気温10℃以上だと電熱は不要なくらい暖かい(普段使いをすると暑い)
〇 気温5℃以下になるとさすがに電熱ウェアの電源を入れるが、革ジャンを着ていた頃よりも格段に暖かい(電熱の熱を逃がさない感が凄い)
〇 ブラウンカラーがカラーコーディネート出来て良い
〇 パワーエイジ製品なので手持ちの胸部プロテクター(PA-525)を流用可能→脱ぎ着が楽に
△ 二重構造+本体もダブルファスナーな故に脱着に手間がかかる
△ 革ジャンに比べてスリムな着こなしができない(流石に機能重視の製品なので致し方ない、むしろこの性能の割には着ぶくれせず済んでいるという見方のほうが自然か)
…という感じで素直に買ってよかったなと思いました。上にも述べた通り、普段使いしているどの冬アウターよりも格段に暖かいので「冬用バイクウェア」の偉大さを知ることができました。
なので、この製品に限らず(バイクに乗る乗らない関係なく)寒がりな方が普段使い用途で冬用バイクウェアを着るというのもありだと思います。普段使い前提なら、同じパワーエイジのN-3Bライダースも良さそうですね(実際こっちにしようか迷った)。
…さて続きましてボトムス編です。インナー、パンツの順です。
2-1. ヒーテック 12Vヒートインナーパンツ
下半身もヒーテックを導入しました。Y字型のケーブルが付属しており、インナージャケットと同時使用する際はこのY字ケーブルで配線を一本化してから本体バッテリーに接続します。インナージャケットと違い、インナーパンツは肌に直接触れる仕様です。↓以下感想です。
◯ 足首からふとももにかけて満遍なく暖まる
◯ 肌に直接触れるので弱でもかなりの効果がある
△ インナージャケットと違いリモコンが無いため、温度調節方法がボタンのみ(そのためインナージャケットのボタンと区別がつきにくく一時停止時のブラインドタッチが困難)
△ ヒーターが手前側にしか配線されていないため、ふくらはぎやお尻周辺等、後ろ側は一切暖まらない
△ 思ってたほどスリムではないため上に履くパンツがどうしても太くなる
…何故か書いててデメリットが目立ってしまったのですが、こちらもヒーテックインナージャケット同様、電源を付けることで格段に暖かくなるため、寒がりな私は購入して満足しています。
「電熱は上半身のみで下は不要」って方も結構多いかもしれませんが、電熱のアイテム数は多いほうがより気温の微調整がしやすいと考えてます(あまりに多すぎても手間ですが)。それに繰り返しになりますが純粋に温かいのでオススメです。
2-2. 56design x EDWIN ライダーカーゴパンツ
インナーパンツの上に履くカーゴパンツです。ヒーテックインナーパンツをの上から手持ちのパンツを履くと非常に窮屈だったため、ヒーテックと併用する前提で新規に購入しました。そのため、普段よりもワンサイズ上のものを着用しております。↓以下感想です。
◯ ワンサイズ上なだけあってゆとりがあって動きやすい
◯ 下のポケットの使い勝手が良い
◯ 膝のプロテクター用ポケットが外に穴が空いているタイプなのでプロテクターの出し入れが容易
△ ニーグリップを繰り返しているうちに膝の生地が色落ちしてしまった(過去の記事参照)
△ 冬用では無いのてこれ単体での防風効果は薄い
…といった感じで可もなく不可もない印象です。アウターパンツに関しては他と比べてよく吟味せず速攻で購入した感が強いので、来シーズン以降はもう少し防寒対策がされたパンツに置き換えるかもしれません。
…あとはその他の装備について簡単に。
3-1.ヒーテッドグリップ(T120標準装備)
◯ 標準装備だけあって違和感が全く無い
◯ 弱・強の調節が可能で調整ボタンも押しやすい
△ 強→弱の切り替えが少し手間(調整ボタンを3回押す必要があるため)
△ 交換する場合かなり高額らしい(しかもグリップと一体型のためグリップのゴムが消耗しただけでヒーターごとの交換になるとか…)
3-2. 電熱グローブ(コミネ GK-804 エレクトリックヒートグローブ-カシウス)
◯ 手の甲が暖まるのでグリップヒーターと併用することで相乗効果抜群
◯ 元々がそれなりに防寒仕様なので電源OFFでもそれなりにいける
△ やはりロゴを押し出したデザインが微妙…
△ 通常のグローブに比べ若干キツく感じた(慣れれば問題なし)
3-3. ネックウォーマー(コミネ バイク マスク 防寒フリースマスク)
※ちなみにヘルメットはフルフェイス(SHOEI GT-Air)を使用しています
◯ マスクタイプなのであご付近の隙間風が入ってこない
◯ 気軽に洗濯できる
△ 他の部位と比べ布一枚なため0℃近くまで冷えるとどうしても冷気が入ってくる
以上が防寒対策になります。
あ、足元の装備のことを書き忘れましたので簡単に説明すると、いつものブーツに冬用の靴下、足に貼る用のカイロを貼り付けています。カイロは足の甲と足の裏とそれぞれに貼っています。
最後に、これでも完璧というわけではなく少し課題が残っています。
まとめるとこんな感じです。
・首元が寒い→より良いネックウォーマーを模索中
・お尻にもヒーターが欲しい→シートヒーター(一例)の導入を検討中
・足用カイロの効きが今ひとつ(空気が入ってこないため?)→電熱ソックス(一例)を検討中
…シートヒーターはDIY必須なのですが、効果はかなり高そうで挑戦してみたいですね。
今回のまとめ
バイクという乗り物の特性上、どうしても寒暖差は頻繁にやってくるのでこまめにON/OFFを切り替えることのできる電熱ウェアという製品はバイクととても相性が良いと思います。
電熱にも欠点は色々ありますが、寒いのに快適に乗れる感覚はまるで露天風呂のような特有の快感があり、病みつきになりますので使ったこと無い方にオススメしたいです。
…今回はここまでです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
パワーフィルターと内圧コントロールバルブ
今回はカスタム記録です。パーツ2点について。
取り付け店舗は今回もBEE TRADさん。
依頼したその日中に取り付け完了しました。
まず1点目はこちら。
写真右側の、吸気効率を向上させるフィルターです。左右両側についています。
以下、販売ページからの引用です。(一部改変あり)
・吸気効率を向上させる事で大幅にパフォーマンスを向上させる事が可能になる吸気系パフォーマンスキット
・単体での導入でも大きな効果が期待できるが、排気系のカスタムと同時に導入することで相乗効果により更に大きな効果を発揮
・ボンネビル系統独特のエンジン鼓動感が強調されるので低回転でゆっくり走って楽しいのはもちろん、吸気効率の向上によってより多くの空気を取り入れる事が可能になるため、高回転域までパワーを落とすことなく使えるようになり低回転・高回転での走行が楽しくなる
・パワーフィルターによって吸気効率を上げる事で燃焼の状態を良くする事によってより快適で楽しい走行が可能になる
…といった趣旨のパーツです。
まずは見た目の比較から。
↓Before
↓After
(明るさが統一されてなくてすみません;;)
これまで取り付けていた「ブラックインテークカバー」は純正オプションで取り付けたもの(以前の記事でも紹介してました)なので、外すことがもったいない気持ちもありましたが、結果的に隣のパーツ(TPSカバー)ともバランスが取れて良い感じになったのではないでしょうか。
結果オーライとはいえ、機能と見た目の両立ができて嬉しいです。
さて肝心の性能差ですが、後ほどまとめてお話したいと思います。
と言いますのも、この日は…
・内圧コントロールバルブの取り付け(この後出てきます)
・エンジンオイル+フィルターの交換(今までと異なる銘柄)
・前後アクスルシャフトのグリスアップ(フロントはタイヤ交換時に実施してもらったかもしれませんが、リアは恐らく初めて)
・ガソリン添加剤の投入(おまけしてくれた)
上記を同時に依頼した関係で、色んな部分で乗り味が(いい意味で)変化してしまい、単一のパーツのインプレッションを書くことができなくなってしまったのです。
なので、いつも以上にざっくりしたことしか言えないですが、バイク歴10年未満の素人の感想ということで大目に見ていただければ、と思います。
あとはこの商品、メンテナンスが必要らしいので定期的にやっていこうと思います。方法は…
・パワーフィルター用のオイルをたまに吹いて錆の防止と吸着力を確保する
(外すのも洗うのも非常に簡単らしい)
・3000kmくらいで適当にパーツクリーナーで掃除
でOKとのことなので、実施前に再度店員さんに聞きつつ自分でトライしてみようと思います。
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