サイドバッグについて
今回はサイドバッグのお話。
こちらの、シート両脇に取り付けてある茶色っぽいバッグです。
ちなみに上の写真は購入してから2日後に、銀座シックスのバイク駐輪場にて撮影したものです。週末だったのですが他にバイクが居なかったこともあり、かなり良い写真スポットだと感じました。
さて、サイドバッグの商品URLはこちら。
インドの「Trip Machine Company」という会社の商品で、国内販売は東京都小平市にあるBEE TRADさん一箇所のみだそうです。また、私が購入したのは旧モデルのため、すでに販売は終了している模様です。
このバッグを半年ほど使用し9,000kmほど走しましたが、大雑把な感想としては
良い点
・見た目が良い。車体との相性も抜群。
・個性的な見た目。他の人とかぶらないし、珍しがられる。
・メーカーのTrip machie company公式インスタが時々写真を載せてくれる。
・防水性もそれなりにある。
・タンデムにも対応。タンデマーの足の邪魔にならない。
微妙な点
・革が分厚いためか、思ってたよりも容量が少ない。
・雨にあたってしまった後、少し変形してしまった。
・出し入れする際、ベルトの脱着が必須なので少々手間がかかる。
・意外と重量感があり、持ち運びには不向き。
こんなところですかね。
容量について、上下雨具、ブーツカバー、バッグ自体の雨具、500mlペットボトル1本、ハンドタオル1枚でほぼ一杯になります。たぶん純正オプションのワックスコットンパニアのほうがもっと入ると思います。
とはいえ、とにかく見た目が非常に気に入っているので欠点はさほど気になっていません。
Instagramについては、時折こんな感じで私の投稿を載せてくれます。
ちなみに↓の投稿のときだけ何故か1,000以上ものいいねがついてて少しびっくりしました。
ここからは取り付けについてのお話。
ネガティブ要素が入ってしまいますが、極力事実のみ書いたつもりです。
記録として残したいのであえて掲載させていただきます。ご了承ください。
時系列順に整理すると…
・納車時にトライアンフ純正オプションのワックスコットンパニアを注文する。
(↑はトライアンフ公式サイトの商品ページです。スマホからだとうまく開かないかも。)
→数日後、今回の記事のバッグの存在を知り、気になってしまう。
→ディーラーに相談し、ワックスコットンパニアのキャンセル、このバッグを注文を依頼。
→その際、ディーラーから「海外製ということもあり実物を見て決めた方がよろしいかと。」とアドバイス。
→確かにその通りだと思い、販売店(BEE TRAD)の連絡先を教えてもらう。
→BEE TRADに連絡。このときT120にも問題なく取り付けられることを聞く。
→数日後店舗を訪問(幸運にもディーラーよりも近所だった)。バッグの現物確認し、その場で2個注文。
→この際、私は「バッグを車体から簡単に脱着できるようにしたい」ことを相談する。
→バッグ裏側4箇所それぞれにフックを取り付けてもらうことに。
→フックの取り付けには別途料金と日数がかかるものの、納車日までに間に合うそうなので完成次第ディーラーへ発送してもらうことに。
→納車3日前にディーラーから「先ほどBee Tradさんからサイドバッグが届きました。バッグ本体の車体への取付要領については、ご納車時にご確認ください。」とメールあり。フックの仕上がり自体は下記画像の通り問題なかった。
→しかし納車日当日、いざ取り付けようとしても4箇所のフックがレールに取り付かない+フックの金属部分がリアショックと干渉してる。
→ディーラーでは無理やり二箇所だけ仮付けし、納車したその足でBEE TRADへ直行。
→BEE TRADに到着。状況を店員さんに説明。
→曰く「純正ではなく『キジマ製のサイドバッグサポート』を想定した」とのこと。
→取り付け方法を再検討することに。
→店員さんと共に一緒に色々と試行錯誤した結果、
・裏側4箇所のフックだけでなく、バッグの持ち手も固定に使用する
・4箇所のフックは上下2箇所を繋いで輪っかにした状態でレールに取り付ける
という方法で下記画像のようにうまく取り付けることができた。
バッグの車体への脱着方法はこんな感じです
(伝わりにくくてすみません)
以上がこのバッグの取り付けで起こった出来事でした。
この件に関して残念に思ったのが
・BEE TRADはこちらの車体についているサイドバッグサポートが純正なのかキジマ製なのかを確認しないまま作業していた
・ディーラーはBEE TRADからバッグを受け取った際に、うまく取り付かないことを把握していなかった。あるいは把握したいたけれども当日まで教えてくれなかった
上記の2点。
また私が反省すべきなのは、このバッグを購入する際の打ち合わせでもっと詳細に確認すべきだったということ(フックの現物を見せてもらうだとかいろいろ方法はあったと思う)。
今回の出来事で、店員さんの対応に多少の落ち度があっても冷静にかつ丁寧に会話することと、ユーザー目線で伝えるべきことはできるだけ明確に伝えることが大事だと思いました。修理やカスタムなどで打ち合わせする際は、客としてのコミュニケーション力も必要なのでしょう。今回の経験を今後活かしていきたいです。
…ちょっとネガティブというか生真面目な内容になってしまったけれども、結果としては、外観を損なうことなく、当初の脱着方法よりも短時間で脱着できるようになった(純正のワックスコットンパニアの脱着時間とほぼ同じだと思います)ため、結果的にはカスタムパーツとしての自己満足度の高いものとなりました。
ちなみにバッグの持ち手に固定するベルトに関しては、使用しているうちにいずれ千切れてしまうのではと心配になり、自身で再考した結果、後日市販の旅行用ベルト(Amazonなどで販売している)を購入し、付け替えることにしました(下の画像参照)。
安いし入手性も良いので消耗してきたらすぐ交換するつもりです。
納車日の話が多めになってしまいましたが、今回はこの辺で!
次回以降の記事ですが、テーマのリクエストがあれば受け付けますのでお気軽にコメントください!
なかったら↓の話題についてひとづずつ書いていきます~
・電熱ウェア(ヒーテック)について
・バイクウェアについて
・ヘルメット、ヘルメットロックについて
・フロントフォークスプリングについて
・タンクベルトについて
・洗車について