げるblog

ボンネビルT120ブラックに乗ってます。主にバイクのことを書いているので良かったらご覧ください。更新は不定期なのでご了承ください。Twitterアカウント…@GEL_11048948

バイクバーン

お久しぶりです。

この度、バイクカバー「バイクバーン」を導入しましたので、今回はその製品紹介をしていきたいと思います。

 

 

サイズが3種類ありますが、私は「スタンダード」を選びました。

詳しくは後で書きますが私の場合、このサイズで結果的に正解でした。

 

ちなみに3月下旬の土曜に楽天にて注文後、翌月曜に発送連絡がありました。

思っていた以上に対応が早かったです。

※2020/06/28現在:到着に4~6週間以上かかる模様

 

…さて到着したので、晴れた日に早速組み立てていきます。

 

↓ 梱包状態。30kgほどあるので結構重たいです。

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事前に管理人さんにバイクを駐車場スペースに停めても良いと許可を得ることができましたため、クルマ一台分のスペースに堂々と設置していきます。

  

ここから開梱→フレームの組み立て→カバーの取り付け、と行っていったのですが、夢中で作業していたので組み立て途中の写真は撮っていません。汗

バイクバーン 組み立て」で検索すると、先人様の記事がいくつか見つかると思いますので、気になる方は↑リンクからたどってみてください。私も事前に調べ参考にさせてもらいました。

付属の説明書の表現が少しわかりにくく、一箇所後戻りも発生しましたが、部品の損傷や欠品などもなく、無事完成!

 

↓閉じた状態

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 ↓開いた状態

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 ↓はこんな感じ(人が入れるスペースがあります)

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設置した直後の第一印象としては、開閉がスムーズにできてとてもいいですね。開閉時間わずか3秒!というメーカーサイトの謳い文句は決して誇張ではなかったです。また、カバーの張り具合も悪くなく、雨が溜まることも無さそうです。

 

少し気になった点としては、中から覗いたときに思ったよりカバーの素材が薄いと感じたことくらいですかね(紫外線を防いでくれるのか少し不安)。ただ、この手の製品中では最も実績があって値段もそれなりにしたので良しとしましょう。そもそも屋外に停めている時点で完全に防ぐのは不可能だと思いますし。

 

あと、私のT120はバーエンドミラーにしている関係で、思ったよりも左端のクリアランスがぎりぎりでしたので、サイズを「スタンダード」にしておいて正解でした。※写真だと右側が空いているように見えますが、これ以上右に寄せるとスタンドをかける前に右側がぶつかってしまうのです。

 

組み立てに関しては一人作業でも十分可能でしたが、二人で行ったほうが効率的だと思いました(特に最後のカバーを被せる工程)。また、プラスチックハンマーあるいはゴムハンマーは先人様の記事の通り必須アイテムでした(フレームのプラスチックジョイントをはめ込む工程で必ず使うため)。

  

  

…さて、ここからはバイクバーンを使用して2ヶ月以上経過した時点での製品レビューになります。メリット・デメリットを列挙していきます。

 

 

メリット

◎カバーの開閉がラク

→製品詳細ページに記載の通り、わずか数秒で開閉できます。これは本当に恩恵が大きいです。これまでバイクカバーの開閉の手間を何百回と体験していたので、バイクバーンにしてからバイクで出掛けるときに毎回感動しています。

 

◎カバーの裏地とバイク車体が物理的に接触しない

→これも地味ながら恩恵が大きいです。一般的なバイクカバーだとミラーやシート部分等がカバーの裏地と接触するのに対し、バイクバーンはどの部分もカバーの裏地に触れること無く保管できます。これにより、バイクで出掛けた日の帰宅後のルーティン(一旦部屋に戻り1時間ほど経過後、マフラーの熱が冷めたことを確認してからカバーをかけるプロセス)が丸々不要になり、とても快適になりました。あとは、乗っている最中に突然の雨に遭ったことを想定しても、一般的なカバーだとかけようとした際にカバー裏地が汚れてしまうことを躊躇うの対し、バイクバーンはその心配も不要なのがいいですね。

 

◎両隣のバイクや自転車と接触しない

バイクバーン内部はフレームで覆われているので、隣にバイクや自転車が停まっていても基本的にぶつかることは無いです。バイクを集合住宅に停める以上こういったトラブルは気をつけねばなりませんが、この製品については十分なスペースを確保した上で設置すればこういったリスクをほぼゼロに抑えられるのではないでしょうか。

 

◎駐車スペースを取られることが無い

上と少し内容がかぶるのですが、集合住宅においてバイクを駐輪場スペースに停めたと仮定します。すると、バイクで出掛けている間に空いたスペースに自転車が停まっていた、なんてことがあり得るかと思います。バイクバーンを設置することで、自分の駐車スペース(いわば縄張り)が確保され、空の状態でも他の入居者に侵入されなくなるのは大きなメリットといえます。

 

デメリット

◎空の状態だと強風に弱い

→バイクで出掛けているとき(すなわちバイクバーンが空の状態のとき)に、一度だけ強風で転倒してしまいました。幸い他の住民の迷惑になることは無かったのですが二度と起きないよう対策が必要です。ちなみにバイクバーンにはアンカー用の穴(穴径Φ13)が二箇所空いており、地面にアンカーボルトを打つことで強固に固定できるのですが、私の物件では残念ながら管理人さんの許可が降りなかったため、別の手段を講じる必要がありました。

(追記)対策しました。

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物干し竿ベースに砂と水を充填したものを設置しました。黒いベルトをバイクバーンのフレームに通しています。どちらも近所のホームセンターで入手しました。物干し竿ベースは30kg以上の重量物になったので、これで転倒は防げるかな…?

 

◎隙間からごみが入ってくる

→地面とカバーとの間にわずかな隙間があるため、小石や落ち葉などが入ってきてしまいます。隙間テープ等で補習できるかもしれませんが、こればかり一般的なバイクカバーと変わらないです。これを完全に解決するにはガレージや地下など閉じた空間に入庫する他に無いと思いますが、今の住環境の場合だといずれも現実的ではないので、ここは大目に見るしかないですね。

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(追記)対策しました。

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厚さ12mmのコンパネ(コンクリートパネル)を敷きました。メーカサイトで紹介している方法をそのまま取り入れたものです。これで地面とバイクとの間に高低差が生まれたため、ごみの混入は多少は改善できたかと思います。あとはバイクバーンのフレームの底面に隙間埋めのテープなどを貼ることも検討してます。

余談ですがコンパネを選ぶ際、無垢のものか表面だけ塗装したものかで迷って、見た目で後者を選んだのですが果たして良かったのでしょうか…?塗装がタイヤに悪影響を与えたたりしないか少し心配…。もし木材に詳しい方で「問題あるよ」って思う方がいらっしゃったから理由とともにコメントください。

 

◎一度組み立てると分解が大変

→バイクバーンを組み立てた経験のある方にしか伝わらないかもしれませんが、バイクバーンの組み立てには時間と手間がかかる分、分解するのも手間がかかりそうです。さすがに私も次どこかに引っ越すときは分解すると思いますが、頻繁に引越す人には不向きといえます。また滅多に分解しないということは、台風などの際も出しっぱなしにすることを意味するので不安要素でもあります。先に述べた通り自分で強風対策を講じるほか無いでしょう。

 

◎設置するスペースを確保するのが大変

→身も蓋もない話ですが、バイクバーンは最も小さいジュニアサイズでも長さ253cm、幅100cmの外寸になるため、導入したくてもスペースが確保できないケースが多いかと思います。管理人さんの裁量次第でもありますが自転車の停めるスペースに設置するのは現実的ではないかもしれません。そこで個人的にお勧めしたのが駐車場一台分を借りる前提でそこにバイクを停められないか管理人さんや不動産屋さんに相談することです。クルマ一台を停めるのと同じ金額を払うことになるので割高感がありますが、代わりに隣との隙間を十分に確保した状態で停めることができます。私も過去にいくつかの物件に「駐車スペースにバイクを停めてもよいか」と問い合わせたことがあるのですがたいていの物件がOKでした。

 

 

まとめ

デメリットもいくつか挙げましたが、バイクバーンはメリットがあまりに大きいため本当に導入して良かったと思っています。特にカバーの開閉のお手軽さに関しては本当に快適です。経験上、オートバイ(特に大型バイク)という乗り物はひと度「面倒くさい」と感じた瞬間から、段々と乗る頻度が下がっていく現象があるかと思います。それはバイクカバーの取り外し一つとっても言えることだと思います。バイクバーンを導入したことでその「面倒くさい」要素の一つがまるごと無くなり、バイクのモチベーションそのものの維持に繋がったと自負しています。要は費用対効果の高い買い物ができたと思っています。めでたしめでたし。

また強風対策に関してのDIYは、明確な正解が無いため考えるのが大変ですが、これも大切なバイクの維持のためなので今後も頑張っていきたいと思います。むしろDIYも一つの趣味と捉えるとなお楽しめるかもしれませんね。

 

今回は以上となります。